読書


はじめまして。
 
今日からHatenaBlogを始めました。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
12年前、義父が亡くなってから飼っていた犬4頭を
引き継いだのが始まりで、縁あって現在は茨城県の愛護活動の
かたを通じて保護犬を2頭飼っています。
生後2ヶ月のときに我が家に迎え、現在9歳、1歳です。
おいおい紹介させていただきたいと思います。
 
今回は趣味の読書に関して書いてみたいと思います。
 
10年以上も前のことですが、
市開催の文化祭の古本交換市をきっかけとして
「ひとたびはポプラに臥す」 宮本輝
 
シルクロードを歩いた記録でした。
とても印象に残ったので続きを図書館で借り、最終的には
文庫本で揃えました。
 
今までに宮本輝氏の小説を全部を読んだのではと思います。
 
今回予約してようやく割り当てになった氏がライフワークと
してきた「流転の海」第9部の最終巻となる 「野の春」
 
昨日から半分ほど読み進みました。

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「流転の海」は長編
 
年配の女性からの手紙には早く完結させてください、高齢なので命が尽きてしまいますというような内容のものもあったとか。
 
執筆中に亡くなったお父様の年齢を超えたこと、そろそろ完結と
思い始めた頃にいろいろな思いから、書き進むことができなくなったこともあったそうです。
 
 

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37年間に渡る執筆中のことは、巻末に詳しく書かれています。
 
 
まずは図書館で借り、残しておきたいと思った本を買う主義。
 
 
 父親がその時代時代の日本や他国を語る場面も多いです。
 
著者は子供の頃は押し入れにこもって、街頭で売っていた小説を
いろいろ買ってきては読みふけったと言いますから、文章中に
出てくる漢字、熟語もなかなかのもの。
 
小説の中の登場人物のその時の感情や様子を、その漢字を
用いたからこそ表現できているのだと思うことも。
 
それで調べること数回。 
なるほどがいっぱいです。
白髪三千丈 という言葉も初めて。
 
あと半分くらいですが、多分今日中に読み終わるでしょう。
次に待っているかたのために、早く返却したいと思います。